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双和茶(サンファチャ)は薬局のティーバッグとどう違うのか — 釜山の韓医院で出す双和の話

薬局で買える赤い箱の双和茶は、決して悪いものではありません。ただ、食品として作られたお茶と、脈をみて生薬の比率を組み替える処方とでは、そもそも目的が違います。双和という処方の中身、市販品との差、そして買って帰った双和茶を上手に使う三つのこつをまとめました。

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双和茶(サンファチャ)は薬局のティーバッグとどう違うのか — 釜山の韓医院で出す双和の話

釜山の薬局の棚には、赤い箱が並んでいます。双和茶と書かれたティーバッグです。旅行者の方がよく買って帰られます。

九月のはじめ、その箱を持って来られた50代の男性がいらっしゃいました。海雲台に一週間滞在されていた方です。箱を机に置いて、こうおっしゃいました。「毎日飲んでいるのに、思ったほど変わらないんです。」

私が最初にお伝えしたのは、それは悪い商品ではない、ということでした。期待されているものとは別の物だ、というだけです。

双和とは何か

双和湯(サンファタン)は、東医宝鑑にも載る古い処方です。双和という名前は、気と血の両方を和らげるという意味を持ちます。

芍薬を主として、熟地黄、当帰、川芎、黄耆、桂皮、甘草、生姜、大棗などで構成されます。疲れ切ったあと、体を元の位置に戻していく局面で使われてきました。韓国では今も、風邪の引きはじめや、働きすぎた翌日に飲むものとして生活の中に残っています。

ティーバッグで売られているもの

薬局やスーパーで買える双和茶は、食品として作られています。処方の構成をなぞってはいますが、生薬の量は飲みやすさに合わせて調整され、甘味が加えられていることも少なくありません。

毎日気軽に飲むためのものです。味が整っていて、誰が飲んでも大きな問題が起きにくい。それは長所です。

韓医院で出す双和はどこが違うのか

診察室で双和を使うときは、この方に双和でよいのかを決めるところから始まります。

同じ疲れでも、眠れずに削れている疲れと、食べられずに落ちている疲れでは、足す生薬が変わります。冷えが強い方には桂皮の比率を上げ、のぼせのある方には下げる。胃が弱い方には、そもそも熟地黄を減らします。

市販の双和茶が双和という名前の飲み物だとすれば、韓医院の双和はその人のための処方の出発点です。目的が違うので、どちらが上という話ではありません。

私は、旅行中に薬局で双和茶を買うことを止めません。ただ、三週間続けて体感が変わらないなら、それは商品の問題ではなく、その方に合う方向が別にあるという合図だと考えています。

風邪の引きはじめに、という使われ方

韓国では、ぞくぞくすると感じた最初の日に双和を飲む、という使い方が広く残っています。汗を少し出して体を立て直す、という発想です。

ただ、熱が高い日や、喉が強く腫れているときに同じものを飲むと、かえって重く感じることがあります。引きはじめと、こじらせたあとでは体の状態が違うからです。迷ったら飲む前に一度うかがってください、と私は申し上げています。

市販の双和茶を上手に使う三つのこと

一つ。空腹時より食後に。熟地黄の入る処方は、胃の弱い方だと重く感じることがあります。

二つ。熱いうちに、ゆっくり。冷めたものを一気に流し込むのとでは、体の温まり方が変わります。

三つ。飲む時間を夜に寄せる。日中の眠気が気になる方は、夕食後から就寝前のあいだに。

飲む前に相談していただきたい方

妊娠中・授乳中の方、血圧や血糖のお薬を飲んでいる方、肝臓の数値を指摘されたことのある方。生薬の入った飲み物を毎日の習慣にする前に、一度確認されたほうがよいと思います。食品だから安全、とは限りません。

それから、疲れが一か月以上続いていて体重が理由なく減っているとき、夜に汗をかいて目が覚めるとき。このときは、内科での検査を先にお願いしています。

当院で双和系の処方をお出しする場合は、脈をみて、今の状態を確認してから決めます。15日単位でお出しし、15日後にもう一度うかがって組み直します。合う方も、合わない方もいらっしゃいます。効き方には個人差があります。

冒頭の男性には、双和ではない方向をお出ししました。まだ完全に元通りというわけではありませんが、朝の起き方が少し変わったと、先日メッセージをいただきました。

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文:慶熙リムダ韓医院 院長 キム・チョンリム(韓医師・慶熙大学校韓医科大学卒業)

慶熙リムダ韓医院(LIMDA K-Medical Clinic)| 釜山広域市海雲台区マリンシティ2路38、I-PARK T1 1階 104・105号 電話 +82-10-7925-6248 | 平日 10:00–19:00 ・ 土 09:00–17:00 ・ 日曜・祝日休診

글: 경희림다한의원 김청림 대표원장 (한의사 · 경희대학교 한의과대학 졸업)

이 글은 의료인이 직접 작성한 일반 건강 정보이며, 특정 치료 효과를 보장하지 않습니다. 복용 중인 약의 조정은 반드시 처방 의사와 상의하세요.

궁금한 점은 편하게 물어보세요 — Instagram @limda_clinic_busan · 예약·상담 010-7925-6248

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